わたしは安福先輩の何ですか?

「みらのちゃん野球出来る?」

「ちっともです!ルールもわかりません!」

「…そんな気する」

「バレーはそこそこ出来るんですよ!?」

ふぅっともう一度息を吐いた安福先輩がブンッとバットを振って素振りを始めた。
私に野球の才能があったら何か役に立てたかな…

「あ、安福先輩ちょっと待っててください!」

タタタッと急いで取りに行った、体育倉庫から1つくらい持ってきてもわかんないかなって。それで長い棒と紐があればなんかいい感じに出来ないかなーって、こう見えて工作は案外得意だし。

安福先輩の役に立てたらそれで。

「これどうですか!」

「……。」

紐の付けたボールを棒に垂らして作った超簡易的にバッティングマシーンを作ってみた。

紐を長くしたら投げるもの出来るし、打ったとしても棒でギュンッてしたらすぐ戻ってくるし、なんとも便利な超簡易的バッティングマシーン!

「……。」

「あ、やっぱバット振るにはボールがいるかなって思ったんですけど!でも1人だとボール投げれないしそれで…っ」

なんか役に立てないかなって、思った。

でも安福先輩は困惑してた。
パチパチッて2回瞬きをして不審な目で私を見て…

あ、ダメだった?結構本気の提案だったんだけど!?