わたしは安福先輩の何ですか?

「じゃ、今日の練習は終わりね~!」

放課後のクラスマッチの練習が終わった。
毎日日替わりで各クラスが練習をして帰る、さすがに全クラス一斉に練習は出来ないからね。今日は1年1組から3組までの練習日、体育館での練習を終えてぞろそろと教室の方へ歩いて行く。

「みらのどこ行くの?」

「ジャージ汚れちゃったからちょっと洗ってく!ともち先行ってて!」

「え、どこで汚れる要素あった?バレーだよ?」

「ネット片付けてたら体育倉庫ホコリっぽかったの!」

掃除が甘くなっちゃう体育倉庫だから、ちょっと奥入ったら真っ黒なホコリがすごかった。払ってみたけど落ちなくて、しょーがないのでザーッと洗っておこうかなって…

「あ」

体育館から真っ直ぐ行ったところの校舎裏、たぶんそんなに人は来ないんだけど確か裏に蛇口あったよなーって歩いて来てみたら…

見付けちゃった。

「安福先輩っ」

ジャージ姿でブンッとバットを振ってた。

「わっ、みらのちゃん!」

そんでもって私を見て目を大きくした、そんなに驚く?ってくらい。

「わぁぁ~…みらのちゃんにバレた」

…バレた?って何が??

恥ずかしそうに頬を染め、右手で顔を隠した。額から流れる汗がキラッと光って。