安福先輩の銀色の袋から出て来たのは姫フォントの“中”、なか…??
「あ、それ夢中の“中”じゃないですか!」
「え、単体の“中”はわかんないよ!?」
さくっとスマホで調べて見たら映画タイトルの漢字のところがステッカーになってるらしい、だからあとは君とか恋とか入ってたはずなんだけど安福先輩の“中”は…
「これ絶対ハズレじゃない?」
「…いや、逆にあたりです」
「みらのちゃん、気遣ってくれてありがとうね!」
むしろ私的には今1番“中”が熱いし、ちょっとキラキラして見えて来たもん。安福先輩は少し不満そうだったけど。
「あ、でもさぁこれ…!」
スッと私の“夢”の隣に並べた、安福先輩の“中”を。
「みらのちゃんと一緒にいたら“夢中”コンビだね!」
「夢中コンビ…?」
「何それ意味わかんないって思った?」
「思ってないです、そんなこと!」
1ミリ足りとも思ってません、そんな風に安福先輩に笑って返されたらそんなこと思う隙間もありません。
今少し変な感じになっちゃったのは安福先輩が私と一緒にいたらって言ったから、一緒とか言われたから…
キュンって思っちゃったの。
「これスマホに挟んでおこ、記念に」
「何の記念ですか?」
おもむろに安福先輩がスマホのカバーを外して中ステッカーを入れ込んだ。意外にもお気に入りなんだってちょっと笑っちゃって、何気なく聞いてみただけだったんだけど。
「みらのちゃんと映画来た記念」
ぼんっと顔が赤くなる、映画を見る前から最高潮だよ。
そんなこと言われたら浮かれちゃうよ、私。
「みらのちゃん今日はありがとうね」
門倉先生には申し訳ないけど、横断幕の片付け行かない方がよかったって思っちゃうじゃん。
「1人で映画見るの苦手だからみらのちゃん来てくれてよかった~!」
よかったって思ってるのは私の方なのに。
映画なんか見れる気がしない、隣に安福先輩がいるって思ったらそれどころじゃないよ。
ドキドキして、私が安福先輩に夢中で恋してるから。
だから私もこっそりスマホに挟んだの、安福先輩の隣に並んだ時そっと差し出せるかなって。
「あ、それ夢中の“中”じゃないですか!」
「え、単体の“中”はわかんないよ!?」
さくっとスマホで調べて見たら映画タイトルの漢字のところがステッカーになってるらしい、だからあとは君とか恋とか入ってたはずなんだけど安福先輩の“中”は…
「これ絶対ハズレじゃない?」
「…いや、逆にあたりです」
「みらのちゃん、気遣ってくれてありがとうね!」
むしろ私的には今1番“中”が熱いし、ちょっとキラキラして見えて来たもん。安福先輩は少し不満そうだったけど。
「あ、でもさぁこれ…!」
スッと私の“夢”の隣に並べた、安福先輩の“中”を。
「みらのちゃんと一緒にいたら“夢中”コンビだね!」
「夢中コンビ…?」
「何それ意味わかんないって思った?」
「思ってないです、そんなこと!」
1ミリ足りとも思ってません、そんな風に安福先輩に笑って返されたらそんなこと思う隙間もありません。
今少し変な感じになっちゃったのは安福先輩が私と一緒にいたらって言ったから、一緒とか言われたから…
キュンって思っちゃったの。
「これスマホに挟んでおこ、記念に」
「何の記念ですか?」
おもむろに安福先輩がスマホのカバーを外して中ステッカーを入れ込んだ。意外にもお気に入りなんだってちょっと笑っちゃって、何気なく聞いてみただけだったんだけど。
「みらのちゃんと映画来た記念」
ぼんっと顔が赤くなる、映画を見る前から最高潮だよ。
そんなこと言われたら浮かれちゃうよ、私。
「みらのちゃん今日はありがとうね」
門倉先生には申し訳ないけど、横断幕の片付け行かない方がよかったって思っちゃうじゃん。
「1人で映画見るの苦手だからみらのちゃん来てくれてよかった~!」
よかったって思ってるのは私の方なのに。
映画なんか見れる気がしない、隣に安福先輩がいるって思ったらそれどころじゃないよ。
ドキドキして、私が安福先輩に夢中で恋してるから。
だから私もこっそりスマホに挟んだの、安福先輩の隣に並んだ時そっと差し出せるかなって。



