わたしは安福先輩の何ですか?

「安福先輩ほんっとうにすみません!!!」

次の日、真っ先に2年生の教室へ向かった。安福先輩のクラス、2年2組の教室まで。

「昨日約束したのに行けなくてすみません!」

廊下まで出てきてもらってひたすら頭を下げた。
チラチラといろんな先輩たちに見られてるけどそんなのお構いなしに。

「いーよいーよ、気にしないでよ」

「大変でしたよね!?横断幕って思ってるよりずっしりしてますもんね!?」

「門倉先生と2人でどうにかなったし、全然大丈夫だったから」

「でも…っ」

「補習なら仕方ないし!」

……。

全然仕方なくない、ほんと最悪。


私ががバカなせいで…!


自分の勉強出来なさがここで響いてくると思わなかった~!
でも数学が苦手なだけだもん、国語と古典は90点以上あったし!

「わざわざ謝りに来てくれなくてもよかったのに」

にこって笑ってくれる安福先輩が切ない。

あぁ、約束を破った上に私がテストの成績が悪かったことまで安福先輩にバレてしまった…

でもだからこそ、ちゃんと謝りたかったっていうか。

「本当にごめんなさい!」

ぺこっと勢いよく頭を下げた、角度にして90度ピッタリで。

「みらのちゃんいいよ、そんな謝らないでよ!」

安福先輩に私の誠意を伝えたくて。

だってここで終わりたくないんだもん、負のイメージで終わりたくない!


安福先輩の中の私を変えたい…!!


「お詫びさせてください!」