わたしは安福先輩の何ですか?

「久保田先輩が安福先輩にはかわいい彼女がいるっていうから!」

「でもいなかったじゃん」

「そうなんですよ、いなかったんです!だから…っ」

あれだけ悩んで悩んでしてたのに、急にいないって言われたら…っ

「舞い上がっちゃって勉強が手に着きませんでした」

「それは確実に2号のせい」

はぁ~…って息を吐きながら両手で顔を覆った。

安福先輩の彼女ってどんな人だろとか、どこが好きなんだろとか、いつから付き合ってるんだろとかずーっと考えてたのにもう考えなくていいんだって思ったら…どうしたらいいかわかんなくなっちゃったんだもん。

「それで赤点なんて2号何してんの?」

わかってますよ、自分でも何言ってるんだって思ってますもん。

しかもそれで大事な安福先輩との約束破っちゃうとか、ほんと自分ありえない~~~~~!

「はぁ…」

永遠にタメ息が出て来るな、コレ。

自分が悪いんだけど、ちゃんと勉強もしておかない自分がね。
だからせめて早く終わらせて安福先輩を追いかけたいのに…

「全然わかんないんです、この問題…!」

「2号、勉強苦手なんだな」

「数学は!それ以外、ってゆーか文系科目は得意なんですよ!国語とか古典とか!でも数学は…っ」

数式見たら眠くなっちゃうんだもん、なんなら数式が悪いよ眠くさせて来るんだもん。

「どれだけやっても答えが出ません…」

「それは使う式が間違ってるからだよ」