「だろ? 腹筋三十回に、スクワット三十回を二セットずつ。テインはそれだけ?って鼻で笑うから、自分で自分を褒めるためにやってるところはある」
自分で自分を褒めるか……。
そんなこと考えたことなかった。
「でも、ちょっと割れてるんだぞ」
廉太郎くんがいきなりTシャツをまくってお腹を見せるので、目をぱちくりさせる。
「ほ、ほんとだ」
ちらっとだけ見て適当に返事をすると、彼はにやりと笑った。
「もしかして照れてる?」
「そのくらいで照れないわよ」
図星を指されて見栄を張った。
それがわかっているのか、廉太郎くんは小刻みに肩を震わせている。
「テインの腹はもはや彫刻だから、情けなくてあいつには見せられないな」
「十分だよ。腹筋できるかな、私」
自分のお腹を押さえて言った。
仕事上、筋肉の構造も鍛え方も知り尽くしているけれど、自分ではまったく実行していない。
自分で自分を褒めるか……。
そんなこと考えたことなかった。
「でも、ちょっと割れてるんだぞ」
廉太郎くんがいきなりTシャツをまくってお腹を見せるので、目をぱちくりさせる。
「ほ、ほんとだ」
ちらっとだけ見て適当に返事をすると、彼はにやりと笑った。
「もしかして照れてる?」
「そのくらいで照れないわよ」
図星を指されて見栄を張った。
それがわかっているのか、廉太郎くんは小刻みに肩を震わせている。
「テインの腹はもはや彫刻だから、情けなくてあいつには見せられないな」
「十分だよ。腹筋できるかな、私」
自分のお腹を押さえて言った。
仕事上、筋肉の構造も鍛え方も知り尽くしているけれど、自分ではまったく実行していない。



