初恋リスタート

大きな挫折ではあったけれど、怠けてそうなったわけじゃないのは自分が一番よくわかっているからだ。


「そっか。そうだな。それじゃあ堂々とウインナー食べよ。これ、奮発して全部いこう。英奈も食べろよ」


廉太郎くんは冷蔵庫から十本くらい入っているウインナーの袋を取り出して、私に渡す。


「食べちゃっていいの?」
「明日仕事?」
「ううん、お休み」
「それじゃ、スーパーの買い出し手伝って。晶は多分昼まで寝てるから、昼飯までに調達しとけばOK」


買い出しくらい、いくらでも手伝うけど……。


「俺、朝早いからプロテイン補給してそろそろ寝るわ。英奈ちゃんの布団出しとくけど、客間でいい?」

「すみません」


テインさんが嫌がることなくすんなり受け入れてくれて申し訳ないくらいだ。


「いいって。テインもよく仲間を連れてくるんだ。筋肉野郎だらけで肩身が狭い」


廉太郎くんが苦笑している。
それで、抵抗がないのか……。


「ありがとうございます。お言葉に甘えます」