恋人は一日中、わたしを甘く溺愛したがる。

ペンギンに見惚れていると、後ろから見知った声が聞こえた。

ん……?


振り向くと、わたしの友達、天川燈(あまかわあかり)くんが。

「あ、燈くんっ……?」

「やっぱり月ちゃんだった。偶然だね」

うっ、きらきら笑顔が眩しい……。


天川燈くんは、運動神経がすごくいい爽やか男子。実は、つい最近わたしに告白してくれた子(いまだになんでわたしなんかを好きになってくれたのか謎だけど)なんだ……けど、お断りさせてもらって、今はこうやって友達でいてくれるの。