恋人は一日中、わたしを甘く溺愛したがる。

「すごいっ……かわいい……!」

水族館。わたしは、ひとつの水槽の前できらきらと目を輝かせた。

その水槽の中にはペンギンがいて、きゅるるんと大きいおめめで、こっちを見つめてくる。


「うん。かわいいね」

隣にいる凪翔くんも、顔が緩みまくっていた。けれど、どうしてこっちを見て言うんだろう……?

まぁともかく、共感してくれたのが嬉しくて、わたしはぶんぶん首を縦にふる。

「だよねっ……」

「──あれ、月ちゃん?」