午前は私の出番はパン食い競争と五十メートル走、ルイとリオンは障害物競争をやっておしまい。
ルイは圧巻の一位、リオンはやっぱりビリだった。
教室でお昼を食べて、三年生の応援合戦を見たら、それぞれ玉入れと騎馬戦。
最後は学年対抗リレーだ。
「エミリ、俺、今んとこ約束守ってるよ」
「……そだね」
ルイは出場した全ての競技で一位を取って、毎回笑顔で帰ってくる。
「俺とどこに行きたいか、考えてくれた?」
「ルイは、私を連れて行きたいところ、ある?」
「いっぱいある! 次のリレーで一番にバトン渡せたら言うから」
「わかった」
ニカッと笑ってルイは男子の列に走って行った。
まあ、約束だし。
別に、ルイのことが嫌いなわけじゃないし。
私も列に向かう。
ピストルの音がして、ルイが勢いよく飛び出した。
最初は三年生と並んでたけど、中盤で抜いて、一位で私にバトンが渡される。
その時の嬉しそうな顔が、ドキッとするくらいかっこよかったことは、私だけの秘密だ。
「エミリ! ボウリング行こう!」
リレーが終わって席に戻る途中でルイが駆け寄ってきた。
ボウリングかあ。
聞いたことはあるけど、初めてだなあ。
「ゲーセンとか卓球とかもできるから、一日遊べるぜ」
「……わかった。えっと、体育祭の代休でいい?」
見上げると、ルイはパッと笑って頷いた。
「うん。後で待ち合わせ場所とか時間、連絡する」
席に着く直前、ルイが私の腕を掴んだ。
「ね、勝ったから、褒めて」
「ええ? んー……よく、がんばりました」
空いてる手を伸ばして、ルイの頭を撫でた。
ルイが嬉しそうに擦り寄るから、鼻を摘まんだら余計に嬉しそうにされて、大きい犬みたいだった。
ルイは圧巻の一位、リオンはやっぱりビリだった。
教室でお昼を食べて、三年生の応援合戦を見たら、それぞれ玉入れと騎馬戦。
最後は学年対抗リレーだ。
「エミリ、俺、今んとこ約束守ってるよ」
「……そだね」
ルイは出場した全ての競技で一位を取って、毎回笑顔で帰ってくる。
「俺とどこに行きたいか、考えてくれた?」
「ルイは、私を連れて行きたいところ、ある?」
「いっぱいある! 次のリレーで一番にバトン渡せたら言うから」
「わかった」
ニカッと笑ってルイは男子の列に走って行った。
まあ、約束だし。
別に、ルイのことが嫌いなわけじゃないし。
私も列に向かう。
ピストルの音がして、ルイが勢いよく飛び出した。
最初は三年生と並んでたけど、中盤で抜いて、一位で私にバトンが渡される。
その時の嬉しそうな顔が、ドキッとするくらいかっこよかったことは、私だけの秘密だ。
「エミリ! ボウリング行こう!」
リレーが終わって席に戻る途中でルイが駆け寄ってきた。
ボウリングかあ。
聞いたことはあるけど、初めてだなあ。
「ゲーセンとか卓球とかもできるから、一日遊べるぜ」
「……わかった。えっと、体育祭の代休でいい?」
見上げると、ルイはパッと笑って頷いた。
「うん。後で待ち合わせ場所とか時間、連絡する」
席に着く直前、ルイが私の腕を掴んだ。
「ね、勝ったから、褒めて」
「ええ? んー……よく、がんばりました」
空いてる手を伸ばして、ルイの頭を撫でた。
ルイが嬉しそうに擦り寄るから、鼻を摘まんだら余計に嬉しそうにされて、大きい犬みたいだった。



