エリシアは言葉を紡ごうとした。
「セドリクス、私……あなたのこと――」
その瞬間。
「行きましょう!」
鋭く通るカインの声が、
石壁に反響した。
二人は跳ねるように顔を上げる。
ルチアが合図を送り、
レジスタンスも位置についたところだった。
エリシアは唇を噛み、
セドリクスは胸の奥で何かを押し殺した。
ほんの一瞬の、
しかし永遠のように濃密な時間が終わる。
セドリクスはそっと手を差し出した。
「行きましょう、エリシア様。
あなたの未来を、共に切り拓くために」
エリシアはその手を強く握り返した。
「……うん。行こう。すべてを終わらせに」
こうして、
黒星宮・玉座の間への決戦が幕を開ける。
「セドリクス、私……あなたのこと――」
その瞬間。
「行きましょう!」
鋭く通るカインの声が、
石壁に反響した。
二人は跳ねるように顔を上げる。
ルチアが合図を送り、
レジスタンスも位置についたところだった。
エリシアは唇を噛み、
セドリクスは胸の奥で何かを押し殺した。
ほんの一瞬の、
しかし永遠のように濃密な時間が終わる。
セドリクスはそっと手を差し出した。
「行きましょう、エリシア様。
あなたの未来を、共に切り拓くために」
エリシアはその手を強く握り返した。
「……うん。行こう。すべてを終わらせに」
こうして、
黒星宮・玉座の間への決戦が幕を開ける。



