ルチアは人気の少ない非常階段へと
一行を誘った。
壁の一角を軽く叩くと、
わずかに魔導符が揺らぎ、隠し扉が開く。
「紹介するわ。帝都レジスタンス《黄昏の翼(トワイライト・ウィング)》よ。」
薄暗い部屋には数十名の戦士たちが潜んでいた。
荒れた顔、怒りを内に秘めた瞳。
その中心に立つ青年リーダーが、
ルチアを厳しく睨みつける。
「ここに何の用だ。裏切り女。お前はあちら側の人間なんだろう。」
「アストラ・ベインは既にヴァルディス三世から離れた。スパイとしてここに潜り込もうとしたことについては謝る。お詫びにといってはなんだけど、あなた達が探していた子を連れてきたの。」
ルチアはそう言って、
エリシアを引き合わせる。
青年リーダーは
エリシアを鋭く見据える。
「……お前が“星の継承者”か。」
エリシアは真っ直ぐに頷く。
「皇帝ヴァルディス三世を倒し、市民を苦しみから救いたい。どうか力を貸して。」
沈黙。
そして、青年の口角が僅かに上がる。
「蒼銀の髪に青い瞳。そしてこの人を跪かせずにはいられない圧倒的なオーラ。信じよう。…共に戦う。」
部屋の空気が一気に熱を帯びた。
一行を誘った。
壁の一角を軽く叩くと、
わずかに魔導符が揺らぎ、隠し扉が開く。
「紹介するわ。帝都レジスタンス《黄昏の翼(トワイライト・ウィング)》よ。」
薄暗い部屋には数十名の戦士たちが潜んでいた。
荒れた顔、怒りを内に秘めた瞳。
その中心に立つ青年リーダーが、
ルチアを厳しく睨みつける。
「ここに何の用だ。裏切り女。お前はあちら側の人間なんだろう。」
「アストラ・ベインは既にヴァルディス三世から離れた。スパイとしてここに潜り込もうとしたことについては謝る。お詫びにといってはなんだけど、あなた達が探していた子を連れてきたの。」
ルチアはそう言って、
エリシアを引き合わせる。
青年リーダーは
エリシアを鋭く見据える。
「……お前が“星の継承者”か。」
エリシアは真っ直ぐに頷く。
「皇帝ヴァルディス三世を倒し、市民を苦しみから救いたい。どうか力を貸して。」
沈黙。
そして、青年の口角が僅かに上がる。
「蒼銀の髪に青い瞳。そしてこの人を跪かせずにはいられない圧倒的なオーラ。信じよう。…共に戦う。」
部屋の空気が一気に熱を帯びた。



