セドリクスは、
手袋越しに拳を握りしめた。
「……どんな手を使っても、エリシアだけは守り抜く」
「その点は、私も同じだ」
2人の視線がぶつかる。
そこには、
互いの実力を認めつつも引かない、
男同士の火花が散っていた。
そして――
「……ただし、セドリクス。あなたは“誰よりも姫の傍”にいられる。それは、羨ましいほどに」
ライオネルの穏やかな微笑は、
その裏に確かな感情を秘めていた。
セドリクスは息を飲む。
だがすぐに表情を戻し、
冷ややかに返した。
「……ああ?何が言いたい」
「いや。ただ――“あなたが姫にとって唯一の存在でいたいのなら、歩みを止めれば奪われる”というだけです」
セドリクスの瞳が鋭く細まる。
「……やれるものなら、やってみろよ」
古代の守護騎士2人が、
千年越しに再び並び立つ。
だが今度の戦いは、
“姫を守るための戦い”だけでは終わらない。
彼らの間に生まれた火種は、
確実にこれからの旅路を熱くする。
手袋越しに拳を握りしめた。
「……どんな手を使っても、エリシアだけは守り抜く」
「その点は、私も同じだ」
2人の視線がぶつかる。
そこには、
互いの実力を認めつつも引かない、
男同士の火花が散っていた。
そして――
「……ただし、セドリクス。あなたは“誰よりも姫の傍”にいられる。それは、羨ましいほどに」
ライオネルの穏やかな微笑は、
その裏に確かな感情を秘めていた。
セドリクスは息を飲む。
だがすぐに表情を戻し、
冷ややかに返した。
「……ああ?何が言いたい」
「いや。ただ――“あなたが姫にとって唯一の存在でいたいのなら、歩みを止めれば奪われる”というだけです」
セドリクスの瞳が鋭く細まる。
「……やれるものなら、やってみろよ」
古代の守護騎士2人が、
千年越しに再び並び立つ。
だが今度の戦いは、
“姫を守るための戦い”だけでは終わらない。
彼らの間に生まれた火種は、
確実にこれからの旅路を熱くする。



