蒼銀の王女と誓約の騎士〜生贄として連れてこられた神殿で、千年の眠りから覚めた騎士と出逢いました〜

式典の後、
控室に戻ったエリシアは
そっとセドリックの胸に飛び込んだ。

「あなたのおかげで、ここまで来られたの。
セドリック……私、やっぱりあなたがいないと駄目」

「あぁ、ずっと一緒だ。」
「……本当に?」
「本当だ。私はお前の騎士であり、伴侶であり――生涯の愛だ。」

エリシアの目に涙が溢れた。

「……じゃあ、私の王配にもなってくれるわよね?」

セドリックは微笑み、
エリシアの指先をとって口づける。

「女王が望むなら――喜んで。」

エリシアの顔がぱぁっと輝いた。
そして、彼の首に腕を回し――

ふたりは深く、甘く、長いキスを交わした。

新しい王国の最初の日。
民が祝福する中で、
エリシアとセドリックは
“これから千年続く愛” を誓い合ったのだった。