少し、深呼吸をして、口を開く。
「…ねぇ、ハルくん。私も、もう、ずっと前からハルくんのこと愛してる、よ。 …ハルくんが幸せでいてくれたら、それでよかったの。 そのときハルくんの傍にいるのが私じゃなくても、よかったの。 どこかで、笑っていてくれたらって……でも、ハルくんは、私がいいの? ……私で、いいの?」
言葉にした瞬間、胸の奥が熱くなる。
怖いけど、でも、やっと言えた。ずっと隠していた気持ちを。
その問いかけに、ハルくんは一瞬、目を見開いた。強く握られた手が、さらに熱を帯びる。
「……ちあじゃなきゃ、だめ。他の誰でもなくて、俺はずっと、ちあがいい。 ちあじゃなきゃ、幸せになれない」
ハルくんは顔を赤くしながら、「幸せすぎて、死にそう…」 って少し頬を緩めながら呟いた。
その表情を見て、また胸がキュウってなるの。
「…もう、絶対俺しか見ないで。他の男視界に入れないで」
「…っ、ハルくんも、私しか見ないでよ。女の子、連れ込んだりしないで、」
「うん。もう、絶対しない」
「………ハルくん、あのね。前も言ったけどね…私、ハルくんがいないと生きていけないよ」
涙を流しながらそう言うと、ハルくんは優しい顔で「俺も」って呟いた。



