あの後澄雨ちゃんが色目を使った事実がないこと、勝手にユウスケくんとやらが澄雨ちゃんに惚れて別れを切り出したことが分かって、私も心置きなく話をするように。

 それからずっと澄雨ちゃんとは仲良しで、とってもいい子だからこの先も仲良くしていたい。

「お昼のことなんだけど、進路相談の面談が入っちゃったんだ。だから一緒に食べれないかもしれなくて」

「そ、そっか。うん、分かったよ! わたしのことは気にしないでっ」

「……ごめんね、一人にさせちゃうかもだけどすぐ戻るようにするから」

「あり、がとう……」

 私の言葉に、眉をピクッと動かした澄雨ちゃん。

 澄雨ちゃんを一人にさせてしまうのは本当に申し訳ないと思っているし、こんな反応になるのも分かっていた。

 ……澄雨ちゃんは未だ、女子に嫌われてしまっているから。

 小学校時代にクラスメイトだった人が結構な数いるから仕方ないけど、その人たちがあることないこと言って澄雨ちゃんをハブっているのは許せない。

 男好きやらたぶらかしているやら……根拠もないのにやめてほしい。