──“シークレットオペレーション: Dazzle”
……任務の、報告書?
シークレットオペレーションは、
任務に参加した人間にしか詳細が知らされない極秘任務。
その内容を口外することは、重大な規約違反だ。
……これ、私が見ていいもの……?
そう思って、思わず律をちらっと見る。
でも、律は何も言わず静かに頷いた。
…いい、ってことなんだ。
私は息を整えてからページをめくると、視線がある一行でぴたりと止まった。
“実行者: 律”
“標的: Nocturneおよび、 水城 怜”
「………え?」
思わず、声が零れた。
水城怜。
その名前を、私は忘れたことがない。
Nocturneの首領。
そして──私が、8年前に撃ったはずの人。

