特にやることもなく、勉強する気にもなれず、ベッドの上でゴロゴロしていました。
その時、ふと考えたんです。
"あの人"は一体誰なのか。
私は『学校掲示板』という私の学校の生徒が自由に意見や思ったこと、質問などを投稿できるサイトを開きました。
この掲示板は卒業生でも利用できるし、"あの人"は昔から噂されていたので何か知ってる人がいるかもしれないと思い、投稿してみることにしました。
『最近、私には"あの人"が見えるようになりました。何か知ってる人がいれば教えてください』
そしてスマホを閉じて一時間後、一件の通知が来ました。
スマホを開くと、学校掲示板のメールでした。
私はすぐにメールを開きました。
『こんにちは。僕は二年前に卒業した松井敬太(仮名)です。僕も実際に"あの人"を見たことがあります。僕が知ってることを直接会ってお伝えしたいです』
投稿を見てメッセージをくれたのは嬉しいのですが、直接会うのはちょっと厳しいなと思いました。
なぜなら相手は知らない人だからです。
それに男性。
いつ何をされるかわかりません。
なので私は断りました。
『ご連絡ありがとうございます。申し訳ございませんが、直接会うのは難しいです。せっかくお声がけ頂いたのにすみません…』
するとすぐに返事が来ました。
『無理を言ってしまいすみません。でもこれはあなたの命に関わることなんです。会ってお話しできませんか?絶対に手は出しません。どうかお願いします』
「私の命に関わる…か」
ここまで言ってくるということは相当なことなんだろうと思い、絶対に手を出さない約束で会うことにしました。



