「もう夜遅いし、今日はここまでにしとこうか。続きはまた明日話すね」
「そうだね。おやすみ」
電話を切り、枕元にスマホを置きました。
そういえば、莉子は6月23日に真紀子ちゃんに"あの人"の話をしたと言っていたけど、今日が6月23日です。
もしかしたら、莉子が私を怖がらせるために作ったお話なんじゃないかと思いました。
そう思うと、さっきまで聞いていた話がなんだか怖くなくなってきました。
これで今夜も安心して眠りにつけそうです。
次の日、アラームの音で目を覚ましました。
一階に行くとテレビがついていました。
「6月23日、今日のお天気は…」
6月23日?
昨日は絶対6月23日でした。
だから今日は24日じゃないとおかしいのです。
私はスマホを開いて今日の日付けを確認しました。
しかし、6月23日と書かれていました。
私自身何が何だかわかりません。
昨日の莉子の話は本当だったのでしょうか。
だとしたら、なぜ私まで…。
そしてお母さんから出された朝ごはんは、フレンチトーストでした。
実は昨日の朝もフレンチトーストだったのです。
私はフレンチトーストを食べて準備をし、学校に向かいました。


