いかにも、THE:社長夫人と言った感じの女性だ。
私だって、家が大企業なので、こういう大人とは何度か対面したことがある。
だから、この人が誰かもすぐに分かった。
全国に拡大している久東医院の院長、その夫人である久東華子さん、久東君のお母様だ。
以前会ったのは、私が小学校低学年くらいの時だったけど、その頃からあった艶めかしい雰囲気を変わってない。
えー、この人苦手なんだけど。
久東君のお母様か。
久東君も苦労してるだろーなー、久東君を見ると、青い顔をして呆然としている。
……え、大丈夫?
「今日、文化祭だって聞いて、来てみたの。 汐ちゃんったら、全然そういうの教えてくれないじゃない?」
「……来ないでいいから、もう」
「やだ、そんな冷たいこと言わないでよ。 お母さん、今日のこと楽しみにしてたのに」
私だって、家が大企業なので、こういう大人とは何度か対面したことがある。
だから、この人が誰かもすぐに分かった。
全国に拡大している久東医院の院長、その夫人である久東華子さん、久東君のお母様だ。
以前会ったのは、私が小学校低学年くらいの時だったけど、その頃からあった艶めかしい雰囲気を変わってない。
えー、この人苦手なんだけど。
久東君のお母様か。
久東君も苦労してるだろーなー、久東君を見ると、青い顔をして呆然としている。
……え、大丈夫?
「今日、文化祭だって聞いて、来てみたの。 汐ちゃんったら、全然そういうの教えてくれないじゃない?」
「……来ないでいいから、もう」
「やだ、そんな冷たいこと言わないでよ。 お母さん、今日のこと楽しみにしてたのに」



