王子様、私はヒロインじゃありませんよ!?

 逃げるように青峰君に話を振ったけど……会話が終わってしまった。


 あ、そうか。 これは勉強会か。


 成績のいい青峰君に勉強を教えてもらおうって、そういう作戦?


 なるほど、納得。


 ……ますます、私いらなくない?


 私、自慢じゃないけど成績は良い方だし……だからと言って、青峰君がいるなら、教える必要ないだろうし……。


 てか、葉室君も久東君も、全然成績良いでしょ。 優秀でしょ。


 は? 本当に、何のために集まったの?


 
「氷雨」


「はひゃへ?」


「何考えてんの」


「え、何で私呼ばれてのかな~、と」


「さっき答えたじゃん」


「答えになってない答えは、答えと言いません」