王子様、私はヒロインじゃありませんよ!?

 ……なぜこうなった part2。


 現在、我が家(父親が大企業の社長)と張り合う程の豪邸にお邪魔している。


 ……青峰澄透(王子様)()そのものである。


 しかも、その隣にはキラキライケメン+2……。


 正直、早く帰りたい……。


 今日、帰宅しようとしたとき、ガシッと青峰君に止められて、ムムッとしていたら、ザザッとここに連れてこられたのである。


 語彙力が無くなるほど一瞬の出来事であった。



「え~っと。 氷雨さん、大丈夫?」


「……大丈夫」



 心配そうに話しかけてきたのは、青峰澄透の友人1:葉室玲音。



――*――葉室玲音――*――

《金髪碧眼のハーフ。 可愛い系イケメン。 通称『救いの天使(エンジェル)』。 何のひねりもない呼び名だが、しっくりくる》