◇Crown Act◇⇩




なんて力をしているのか。


骨を砕き、床まで貫通している。


動きを封じられてしまった。


すぐに刃を抜きたかったが、上から強く押さえられてしまっているせいでそれは叶わない。


なら俺から手を抜くしかないか?


綺麗に刃が貫通しているため血は一滴も出ていない。




「ひ、ぁ ア゙、ヒヒヒ」




引き笑いを漏らす女。


その視線は俺の指先に注がれている。





「い゛ いい、な 

ぎれいな づめ づ、め゙


ぼじい゙」





その瞬間

親指の爪を剥がされた。




衝撃が手全体に広がる。


力づくでむしり取られた爪には皮膚の塊が付着している。





「ひ、 ひ ぎれい、あなたの づめ」





鉄の匂いが充満した。


剥き出しの生皮を容赦なく撫でられる。





「ぜ、ぜん ぜん、ぶ、 ぼじい」





視線がひとさし指に移された。

順番にやっていくつもりなのだろう。



女の指先がねっとりと肌を滑ると

勢いよく爪を剥がされる。



猟奇的な高笑いに空気が揺れた。