◇Crown Act◇⇩







『フフ、ハハハハハハ─!!!!

オモシロイ!オモシロイ!

人間のクセに!脆いクセに!!

ボクたちを挑発するナンテ!』




非常に愉快でやかましい笑い声が教室中に響いた。


歯を剥き出して涙を浮かべて醜いほど笑っている。


それを冷めた感情で見下ろしていると、突然ピエロの表情が抜け落ち、凶悪な色に変わった。


興味はないが、これが本性なのだろう。





『キミのように

愚かなまでに気が強い人間は

嫌いじゃないんダ


特別にルール追加だよ』





白いピエロに腕を拘束された。


流れるような動作で、黒いピエロが俺の口にステッカーのようなものを貼りつける。


会話が不可能となり、ひどく気分が落ち込んだ。


これじゃ祥の名前を呼ぶことも叶わない。


愛する声に返事をしてあげることも…




『コイツ

なんでゲーム説明のときより

気分が落ちてるんダ?』



『わからない

コイツちょっと

イカれてるヨナ』




なにやらぐずぐず喋っているピエロどもを睨んで続きをうながす。