『フフ、ハハハハハハ─!!!!
オモシロイ!オモシロイ!
人間のクセに!脆いクセに!!
ボクたちを挑発するナンテ!』
非常に愉快でやかましい笑い声が教室中に響いた。
歯を剥き出して涙を浮かべて醜いほど笑っている。
それを冷めた感情で見下ろしていると、突然ピエロの表情が抜け落ち、凶悪な色に変わった。
興味はないが、これが本性なのだろう。
『キミのように
愚かなまでに気が強い人間は
嫌いじゃないんダ
特別にルール追加だよ』
白いピエロに腕を拘束された。
流れるような動作で、黒いピエロが俺の口にステッカーのようなものを貼りつける。
会話が不可能となり、ひどく気分が落ち込んだ。
これじゃ祥の名前を呼ぶことも叶わない。
愛する声に返事をしてあげることも…
『コイツ
なんでゲーム説明のときより
気分が落ちてるんダ?』
『わからない
コイツちょっと
イカれてるヨナ』
なにやらぐずぐず喋っているピエロどもを睨んで続きをうながす。



