「詩月! 良かった、戻ってきた」
ウィーンに戻って3日後。
詩月は教授に挨拶した帰り、BALに顔を出した。
詩月がBALの扉を開けるなり、ビアンカが飛びついてきた。
ーーあっ
バランスを崩し、よろけた詩月をビアンカが慌てて支えた。
「詩月!?」
「1ヶ月の検査入院で筋力が落ちているんだ」
ビアンカはギュッと詩月を抱きしめた。
「待ってたんだ、詩月。1ヶ月半はスゴくスゴく長かったよ」
「もう少し早く帰って来れると思っていたんだが、主治医が慎重派で心配性な人でね。ーー座っていいかな」
ビアンカが入り口から1番近い席の椅子を引き、詩月は礼を言って椅子にかけた。
「リハビリには明日から通う」
「不便だね。ミヒャエルはさ、演奏に行っていて今日は夕方からなんだ。マスター、呼んでくるよ」
ミヒャエルは6月に学士課程を卒業し、修士課程に進んだ。
ウィーンに戻って3日後。
詩月は教授に挨拶した帰り、BALに顔を出した。
詩月がBALの扉を開けるなり、ビアンカが飛びついてきた。
ーーあっ
バランスを崩し、よろけた詩月をビアンカが慌てて支えた。
「詩月!?」
「1ヶ月の検査入院で筋力が落ちているんだ」
ビアンカはギュッと詩月を抱きしめた。
「待ってたんだ、詩月。1ヶ月半はスゴくスゴく長かったよ」
「もう少し早く帰って来れると思っていたんだが、主治医が慎重派で心配性な人でね。ーー座っていいかな」
ビアンカが入り口から1番近い席の椅子を引き、詩月は礼を言って椅子にかけた。
「リハビリには明日から通う」
「不便だね。ミヒャエルはさ、演奏に行っていて今日は夕方からなんだ。マスター、呼んでくるよ」
ミヒャエルは6月に学士課程を卒業し、修士課程に進んだ。



