ユリウスはマルグリットの肩を抱き寄せ、暫く抱き締めていた。
「ーーしまった」
夜半。
詩月は目が覚め、飛び起きた。
暗くなった部屋の明かりをつけ、時計を観た。
慌てて部屋を出て、ダイニングを覗いた。
ユリウスとマルグリットが向かい合わせて、ワインを酌み交わしていた。
「目が覚めたか、飲まないか」
顔を出すべきか否か、迷う詩月に気づいたのはユリウスだった。
「ごめんなさい」
詩月はダイニングに入るなり、深々と頭を下げた。
「車に乗ったら安心して爆睡してしまって」
ユリウスとマルグリットが詩月の顔をしげしげと見つめている。
「戻ってくる数日前から、機内で気分が悪くなったらと思うと不安で眠れなくて」
笑い出したのはマルグリットが先だった。
「突っ立ってないでかけなさい。お腹も空いているでしょう? 軽いモノを用意するわ」
「ーーしまった」
夜半。
詩月は目が覚め、飛び起きた。
暗くなった部屋の明かりをつけ、時計を観た。
慌てて部屋を出て、ダイニングを覗いた。
ユリウスとマルグリットが向かい合わせて、ワインを酌み交わしていた。
「目が覚めたか、飲まないか」
顔を出すべきか否か、迷う詩月に気づいたのはユリウスだった。
「ごめんなさい」
詩月はダイニングに入るなり、深々と頭を下げた。
「車に乗ったら安心して爆睡してしまって」
ユリウスとマルグリットが詩月の顔をしげしげと見つめている。
「戻ってくる数日前から、機内で気分が悪くなったらと思うと不安で眠れなくて」
笑い出したのはマルグリットが先だった。
「突っ立ってないでかけなさい。お腹も空いているでしょう? 軽いモノを用意するわ」



