「絶対にこうすると思わなきゃ、困難なことは成し得ないだろ。挫けたら負けなんだ。君だって骨折しても頑張ってきているだろ」
理久と貢は2人の会話を黙って聞きながら、顔を見合わせた。
「ったく。2年半ぶりに会ったのに、お前たちの会話は味も素っ気も、色気もないな。それに、お前たちは未だそんな他人行儀な呼び方をしているのか?」
貢は理久に言われて今、気づいたのか「エッ!?」と、詩月と郁子の顔を交互に観た。
「お前たちは、もしかして未だ手も繋いだことがないとか」
「そんなことないわ」
郁子が少し顔を赤くして言い返した。
「あのね、周桜くん。わたし、周桜くんに会ったら話そうと思っていたことがあるの」
郁子が背筋を伸ばし、詩月の目を見て改まって言った。
「深刻な話?」
「ええ。ずいぶん考えたし、ずいぶん悩んだ。でも、話さなきゃと思ったの」
理久と貢は2人の会話を黙って聞きながら、顔を見合わせた。
「ったく。2年半ぶりに会ったのに、お前たちの会話は味も素っ気も、色気もないな。それに、お前たちは未だそんな他人行儀な呼び方をしているのか?」
貢は理久に言われて今、気づいたのか「エッ!?」と、詩月と郁子の顔を交互に観た。
「お前たちは、もしかして未だ手も繋いだことがないとか」
「そんなことないわ」
郁子が少し顔を赤くして言い返した。
「あのね、周桜くん。わたし、周桜くんに会ったら話そうと思っていたことがあるの」
郁子が背筋を伸ばし、詩月の目を見て改まって言った。
「深刻な話?」
「ええ。ずいぶん考えたし、ずいぶん悩んだ。でも、話さなきゃと思ったの」



