「左足の具合は?」
「とくに変わりはないよ。立ち上がる時と動かし始め以外は」
「動かしにくいとか歩きにくいとか、ないんだな」
「それはない。それよりも数値は」
「1時的な数値なのか、そうではないのか」
理仁は言いながら、詩月の胸に聴診器を当てた。
心臓モニター画面の数値を確認し、酸素吸入器を調整する。
「熱を測って、それから血圧とパルスオキシメーター。詩月は酸素吸入、車椅子を使用してもらうよ。それから少しでも異変を感じたら連絡して。いいね」
「わかった」
詩月の素直すぎる返事はいつものことだ。
「詩月。帰国したのは何か気になっていることとか、心配ごとがあるからでは?」
「あるにはあるけれど、理仁さんに聞いても理仁さんは知らないことだと思う」
「知りたいのか」
「まあ……でも知るのが恐い。いや、答え合わせをするのが恐い」
「とくに変わりはないよ。立ち上がる時と動かし始め以外は」
「動かしにくいとか歩きにくいとか、ないんだな」
「それはない。それよりも数値は」
「1時的な数値なのか、そうではないのか」
理仁は言いながら、詩月の胸に聴診器を当てた。
心臓モニター画面の数値を確認し、酸素吸入器を調整する。
「熱を測って、それから血圧とパルスオキシメーター。詩月は酸素吸入、車椅子を使用してもらうよ。それから少しでも異変を感じたら連絡して。いいね」
「わかった」
詩月の素直すぎる返事はいつものことだ。
「詩月。帰国したのは何か気になっていることとか、心配ごとがあるからでは?」
「あるにはあるけれど、理仁さんに聞いても理仁さんは知らないことだと思う」
「知りたいのか」
「まあ……でも知るのが恐い。いや、答え合わせをするのが恐い」



