「庭の千草」狂詩曲

宗月が3歳でピアノを習い始め、中学生でピアニストになると決めた時、彩月は医大生だった。

医大を卒業後。

医大で親しくしていた先輩「岩舘理俊(みちとし)」と結婚した姉の彩月は、父親が顧問をする病院で小児科医をしている。

姉婿、理俊は心臓外科医で医院長だ。

結婚して数年は大学病院に勤めていた。

宗月の父親、亮月(あきづき)が70歳で院長を理俊に譲り、理俊が病院を継いだ。

「周桜病院」は「岩舘病院」に改名した。

宗月の父親、亮月は医院長を退いたが、今も現場で循環器科と呼吸器科の内科医をしている。

姉婿の長男、理仁(りひと)(理久の兄)は医大を出て心臓内科医になった。

大学病院で数年勤務した後は岩舘病院に勤務し、今は詩月の主治医だ。

宗月の母親、詩子(うたこ)は保育士を65歳までしていたが、今は岩舘家で家事を手伝っている。