***
あいつ、だいじょうぶかな…
熱も結構あったし、なによりすごくつらそうだった…
翡翠は、
小さい頃からツラいことをひとりで溜め込んで影で泣いているような奴だから…
それに、
今回の熱も行方不明もなにかおかしい気がする。
いったいなにが起きているんだ?
ガラッ
『『『『『お疲れ様っス』』』』』
「…ああ」
ゆっくりと前へ進み、あたりを見回す。
あ?
紺がいねぇ…
あいつ、どこいった…
普段はサボるような奴じゃないんだがな…
だからといっていつまでも待つわけにもいかないから、そろそろ始めさせてもらおう。
「報告する。高瀬組15代若頭に任命された。今から俺は若頭だ!!」
『『『『『オォー!!!!』』』』
すごい歓声だな。
ま、それだけ俺がすごいってことだよな。
「それと、…」
『『葵、おめでと』』
「ん?あぁ、お前らか」
『葵、ずっと若頭になりたがってたからな』
『葵の夢が叶ってよかった』
「お前ら…めずらしく素直だな」
『『おいっ』』
『…あと、翡翠のほうも』
『ああ。俺たちにしたらうれしくなんかちっともないけどな』
「お前ら…」
『俺たちだって、ずっと翡翠のこと…』
『…』
「…悪いな。こればっかりはどうしようもない」
『そんなの、わかってるよ』
『第一、翡翠が…』
「翡翠?翡翠がどうかしたのか?」
『いや、なんでもない…』
『…葵は、気にしなくていいよ』
「…?あ、そういえば紺知らねぇか?」
『紺?そういえば見えねぇな』
『あれ?ここに来る途中、翡翠の部屋に入っていくの見たけど…』
「は!?」
『てっきり葵は知ってるのかと…』
「知らねぇよ!!チッ」
『あっ、おい待てよ!!』
『主役がいなくなったら意味ないよ!!』
「そんなんより翡翠だ!!」
『はあ…あいつ、翡翠のことしか頭にないのか?』
『ほんと、独占欲強いよね』
お前ら、聞こえてんぞ?
あとでシバくからな?
あいつ、だいじょうぶかな…
熱も結構あったし、なによりすごくつらそうだった…
翡翠は、
小さい頃からツラいことをひとりで溜め込んで影で泣いているような奴だから…
それに、
今回の熱も行方不明もなにかおかしい気がする。
いったいなにが起きているんだ?
ガラッ
『『『『『お疲れ様っス』』』』』
「…ああ」
ゆっくりと前へ進み、あたりを見回す。
あ?
紺がいねぇ…
あいつ、どこいった…
普段はサボるような奴じゃないんだがな…
だからといっていつまでも待つわけにもいかないから、そろそろ始めさせてもらおう。
「報告する。高瀬組15代若頭に任命された。今から俺は若頭だ!!」
『『『『『オォー!!!!』』』』
すごい歓声だな。
ま、それだけ俺がすごいってことだよな。
「それと、…」
『『葵、おめでと』』
「ん?あぁ、お前らか」
『葵、ずっと若頭になりたがってたからな』
『葵の夢が叶ってよかった』
「お前ら…めずらしく素直だな」
『『おいっ』』
『…あと、翡翠のほうも』
『ああ。俺たちにしたらうれしくなんかちっともないけどな』
「お前ら…」
『俺たちだって、ずっと翡翠のこと…』
『…』
「…悪いな。こればっかりはどうしようもない」
『そんなの、わかってるよ』
『第一、翡翠が…』
「翡翠?翡翠がどうかしたのか?」
『いや、なんでもない…』
『…葵は、気にしなくていいよ』
「…?あ、そういえば紺知らねぇか?」
『紺?そういえば見えねぇな』
『あれ?ここに来る途中、翡翠の部屋に入っていくの見たけど…』
「は!?」
『てっきり葵は知ってるのかと…』
「知らねぇよ!!チッ」
『あっ、おい待てよ!!』
『主役がいなくなったら意味ないよ!!』
「そんなんより翡翠だ!!」
『はあ…あいつ、翡翠のことしか頭にないのか?』
『ほんと、独占欲強いよね』
お前ら、聞こえてんぞ?
あとでシバくからな?
