君は、狂愛の檻の中


旭さん、それはさすがの私でも固まります。


めずらしく李兎が表情崩してるし………当の本人は、口から魂抜けちゃってるし。


もし、もしそれが本当なら………”レンさん”は男装をしている私に………って。


ホモ?BL?


いやいやいや、そんなの冗談じゃない。


蓮さん、あなたからも否定してください………という、懇願の意思を込めて視線を本人に向けると………


「っ……///」


さらに顔を赤くし、バッとそっぽを向いてしまった"レンさん"。


あれ………?


「おやおやおやおや?これは恋の予感………」


「っ、だからそんなわけねーって……」


…………旭さん。


お願いですから、これ以上事を大きくしないでください。


みなさんからの視線が痛いし、任務に支障が………


「……ってか、そもそも由良って彼女いんの?」


陽人さん………?


なぜ今の流れでそんなことを………


「たしかに。それは僕も気になるな。」


大晴さん?


なぜそんな怪しい笑みを浮かべていらっしゃるのですか………?


「私からもお願いします。………由良さんのデータに情報を追加したいので。」


李兎さん………?


ここはあなたが止めてくれるのではなかったのですか………?


それより私のデータってなんですか?


……ツッコミどころが多すぎて、声も出ません。


「…………いるのか?」


”レンさん”


なぜあなたまでそんな目で………