ゾクッ


『『『「!」』』』


今まで感じたことがないくらい強い殺気があらわれた。


強大すぎるその殺気に身体中の細胞が叫んでいる。


でも、今の俺たちにはどうすることもできなくて…


立っていることすらキツくて地面に倒れ込む。


あんなに強そうに見えた鳳凰の奴らだって同じように地面に倒れて顔を真っ青にしていた。


だんだん視界が暗くなってきて…


意識を手放す寸前、誰かが俺たちの前に立った気がした。














…ゆ、い?


〜太晴SIDE end〜