「今、私たちは彼の事を知ったわ。この騎士服はアベラルド王国の近衛騎士団のもので、この方は怪しい人ではないわ。今、目の前で、会話もままならない程に苦しんでいる人がいるの。それだけで助ける理由になるでしょ。それに、私、この赤毛の青年の気持ちが分かるわ。私も時を戻せたらって思った瞬間があったから」
処刑前、私は民衆から罵倒され、自分がいかに王妃として不適格だったか知った。オスカーを癒し愛される女でいる事が一番大事だったが、それではいけなかったのだ。民衆は私が処刑される時に一番熱狂していた。私は皆が思っているように体でオスカーを籠絡した訳ではない。でも、回帰前、私を最優先に考えていたオスカーが私に莫大な国家予算を使ってたのは事実。民衆はそんな私たちを見て怒り、その怒りをフレデリックは利用した。
「オスカー王太子と結婚してしまった事を言ってる? それなら問題ない。シェリル、君はオスカー王太子とまだ結婚してないよ」
予想外のフレデリックの発言に驚いていると、彼の侍従が昨日私とオスカーが祭壇で記入した結婚証明書を持ってきた。
「フレデリック、何でこんな事⋯⋯」
処刑前、私は民衆から罵倒され、自分がいかに王妃として不適格だったか知った。オスカーを癒し愛される女でいる事が一番大事だったが、それではいけなかったのだ。民衆は私が処刑される時に一番熱狂していた。私は皆が思っているように体でオスカーを籠絡した訳ではない。でも、回帰前、私を最優先に考えていたオスカーが私に莫大な国家予算を使ってたのは事実。民衆はそんな私たちを見て怒り、その怒りをフレデリックは利用した。
「オスカー王太子と結婚してしまった事を言ってる? それなら問題ない。シェリル、君はオスカー王太子とまだ結婚してないよ」
予想外のフレデリックの発言に驚いていると、彼の侍従が昨日私とオスカーが祭壇で記入した結婚証明書を持ってきた。
「フレデリック、何でこんな事⋯⋯」



