うちの生徒会長は今日も読めない




テーブルに並べられたケーキと紅茶。

それを囲みながら話しに花を咲かせているのは、母さんとお姉と……。



「か、かかかか会長!?」



微笑を浮かべてよそ行きモードの、我が校の生徒会長様。

わたしの裏返った声で、三人の視線がこちらに集まる。


会長はティーカップをテーブルに置き、目を細めた。




「よう、やっと会えたなミチル」


「え、は、何で……」




何故いる? というかどうしてうちの場所を知っている??

驚きで口をパクパクさせることしかできないわたしに、母さんが機嫌良さそうに教えてくれる。




「東間君、わざわざ路留のお見舞いに来てくれたのよ」




お見舞いに来たにしては、わたしのことそっちのけでずいぶん和気あいあいとしていたようだけど。

いや、それはちょっと置いておいて。




「い、いったい何の話を……?」


「東間君のことについて色々と♡」


「具体的には……」