そんな「どちらが相手のことをわかっているかマウント」で、わたしたちは同時に吹き出した。
「ふふ、おかしい。私何て言おうとしたんだっけ。ああそうだ、そんな感じで私はちょっと責任感じてる部分あったから……私が何か力になれるなら、絶対協力しようって決めてるの。だから何でも言って。本当に」
「確かにお姉の言葉が影響していた部分はあるけど、わたしが地味で自分に自信がない性格になったのは、他でもないわたし自身の責任でしかないから。お姉のせいじゃない」
わたしはふっと息を吐い「だけど」と続ける。
「協力してくれるなら、お言葉に甘えたい。お願い、お姉」
わたしはそう言って、ようやく事情を話した。
東間敬人との出会い、生徒会のこと、付き合っているというのは嘘だったけど本当になったこと、でも結局振られたこと。
そして、彼を取り戻すための手段として……会長選に臨もうとしていること。



