うちの生徒会長は今日も読めない






「というわけで、とりあえず買い出しと生徒会室の簡単な飾りつけぐらいはしようと思うんだけど……付き合わせてごめんね原さん」


「いえっ、お気になさらず……」




会長と書記が補講に行ってしまったせいで、生徒会室では副会長と二人きりになってしまった。何となくギクシャクとした空気が漂っている。

考えてみれば、木坂先輩と二人きりになるシチュエーションは初めてだったりする。




「お菓子と飲み物は近くのスーパーで調達してこようか。部屋の飾りつけは去年の使い回しでいいかな。確かあの辺にしまってあるはず」


「あ、分担してやりますか? わたし買い出し行っておきますよ」


「じゃあお願いしようかな」




こうしてパーティーの準備が始まった。

お菓子やジュースはあらかじめ木坂先輩から買い物メモをもらっていたのでさくっと買って帰ることができた。

生徒会室へ戻ってみれば、飾りつけは半分程度終わったところだった。