良太「あ、あれ……?ごめんなさい、俺何か間違えて——」

由貴「はっ!ちがうちがう、そんな悲しそうな顔しないで?良太くんは私のことを思ってやってくれたんだもんね?運命っぽくて、とっても嬉しかったよ!」

良太「えっ……ほ、ほんとですか!?」
 (喜んでくれてたのか……!!)


自分の頬を撫でる由貴の手を、良太は握りしめた。


由貴「う、うん……!でも、課題なくなった時は焦ったなぁ〜?だから、今度からそれはやめてほしいかも……」

良太「っ……ごめんなさい」

由貴「でも、今度からは一緒に課題やろっ?ね?」

良太「……えっ、い、いいんですか!?」

由貴「うん!私たち、付き合うってことで……いいんだよね?」

良太「っ!はい……!!!」



ぎゅっと甘えるように由貴に抱きつく。


由貴(ふふっ、おっきくはなったけど……やっぱり、可愛い良太くんのままだ)


ぽんぽんとそんな良太の頭を撫でた。