ん?どこからか声が聞こえる、それって私に言ってるの?
私に…
天井からパッと視線を変える、正面を向くように前を見た。
「俺でよかったら、ぜひ」
「……。」
さっきまで十々子が座っていたところにいた、メガネをかけた男の人が。
わ、すごいイケメンだ…
なんて整ってる顔立ちなんだろう、つい見入ってしまうほど。
…で、誰?誰!?
「あ、俺こないだ入社したばかりの七瀬楓です!」
「え、待って待ってちょっと待って…」
あ、まずい。これはまずい、また頭を抱えてしまう案件だ。
「あの…その役やらせてくれってあの…」
「だから婚約者のフリ、します」
聞かれてたんだぁぁぁー!?
気を付けて話してたつもりだったのに聞かれてたとか、小声でしゃべってたつもりだったのに…っ
「衣咲さん困ってるんですよね?」
「え、どうして私の名前…」
「俺、十々子さんの部下なんで衣咲さんの話も聞きますよ」
てことは営業部、うちの営業部は選ばれたものしか入れないっていう狭き門の部署でもある。
中途で入るってことは相当仕事が出来るとしか…あと私の話ってどーせしょうもないでしょ、それ。
「だから俺に、その役させてもらえません?」
ずいっと机越しに近付くから、顔の良さにちょっとドキッとしてしまった。
「な、なんでそんなこと…」
探してたとはいえ、逆に言われると少し戸惑う。
しかもこんなイケメンに、そしてたぶん私より年下だ。
私に…
天井からパッと視線を変える、正面を向くように前を見た。
「俺でよかったら、ぜひ」
「……。」
さっきまで十々子が座っていたところにいた、メガネをかけた男の人が。
わ、すごいイケメンだ…
なんて整ってる顔立ちなんだろう、つい見入ってしまうほど。
…で、誰?誰!?
「あ、俺こないだ入社したばかりの七瀬楓です!」
「え、待って待ってちょっと待って…」
あ、まずい。これはまずい、また頭を抱えてしまう案件だ。
「あの…その役やらせてくれってあの…」
「だから婚約者のフリ、します」
聞かれてたんだぁぁぁー!?
気を付けて話してたつもりだったのに聞かれてたとか、小声でしゃべってたつもりだったのに…っ
「衣咲さん困ってるんですよね?」
「え、どうして私の名前…」
「俺、十々子さんの部下なんで衣咲さんの話も聞きますよ」
てことは営業部、うちの営業部は選ばれたものしか入れないっていう狭き門の部署でもある。
中途で入るってことは相当仕事が出来るとしか…あと私の話ってどーせしょうもないでしょ、それ。
「だから俺に、その役させてもらえません?」
ずいっと机越しに近付くから、顔の良さにちょっとドキッとしてしまった。
「な、なんでそんなこと…」
探してたとはいえ、逆に言われると少し戸惑う。
しかもこんなイケメンに、そしてたぶん私より年下だ。



