この恋、予定外すぎて困ってます


***



朝。

キッチンで、いつもより丁寧に卵焼きを巻いている。



「涼ちゃん、いつも夜作ってなかった?」



先輩が、寝ぐせのままキッチンに顔を出す。



「せっかく先輩に食べてもらうから、朝にしようと思って。タッパーなんですけど、すみません」



私は、ちょっと照れながら答える。

先輩は、ふーんと呟いて、少しだけ笑った。



「じゃあ今度の土曜日、一緒に弁当箱買いに行く?」


「えっ……」



思わず手が止まる。