《ずっと会いたかったです。あの日から毎日、ジョットさんのことを考えていました。大好きです、ジョットさん》
笑みを浮かべてジョットさんの茶色い瞳を見つめると、ジョットさんは顔を赤くして、逃げ場を探すように、ななめ上へ顔をそらす。
ふふ、久しぶりに顔が見れてうれしいな。
ギューッと抱きつくと、ジョットさんは体を硬くしてだまりこんだあとに、ボソッと、本当に小さな声を落とした。
《きみが…元気そうで、よかった》
「!」
《そ…そろそろ、離れてくれ…女に抱きつかれても、どうすればいいかわからない》
グイッと肩を押されるまま、すなおに離れたのは、ジョットさんの言葉に心臓がギュンッとなったから。
私はジョットさんの両手をつかんで、グッと顔を近づけた。



