ジョットさんの陰から顔を出して、「イタリア語であぶないおクスリの話をしているのを聞いてしまって」と説明した。
「郊外の廃工場に監禁されて、殺されちゃいそうになったんですけど…イタリアの人を追ってきたジョットさんが助けてくれたんです」
ジョットさんの顔を見上げると、私がなにを話しているかわからないからか、じぃっと流し目で見つめられていることに気づいて、ドキッとする。
加速する鼓動が止まらない。
ちょっとこわい思いもしたけど、結果ジョットさんにここまで近づけたし、ついてきてよかった…!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…