(さすが…公爵夫人ってすごいんだわ…)
カリアナ家との待遇の違いに圧倒されてしまう。
実家での朝食は雰囲気最悪で、とにかく早く食べ終わることだけを考えていた。
私には2つ下に妹が、9つ下に弟がいる。
妹の名はリエル。小さなころは体が弱くて、すぐに熱を出す子だった。
私は物心つくころには、母から命じられてリエルの面倒を見ていた。
もちろん侍女はいたが「体調が悪いときに肉親がそばにいないのは可哀想でしょう」というのが母の言い分だった。
当の母は社交会に忙しく、日中はほとんど屋敷にいない。
父に至っては、仕事を言い訳に、昼も夜も不在ばかりだった。
リエルは私を頼って甘えた。
リエルが元気なときは遊び相手になり、体調をくずせば看病をするのが私の日常だった。
年を重ねるにつれ、リエルが熱を出す回数は減り看病の負担は軽くなったが、今度は勉強を教えなければならなくなった。
家庭教師をつけても、リエルはすぐ私を呼ぶからだ。
実の娘たちに興味がない両親の代わりに、リエルは私に依存していたんだと思う。
私も懸命に応えた。もしかしたら、共依存状態だったのかもしれない。
私が9歳、リエルが7歳のとき、弟のユリスが生まれた。
これは後から知ったことだけど(侍女たちの噂話が聞こえてきた)、リエル出産後から両親の関係は最悪だったらしい。
もともと父には愛人がいて、ほとんど屋敷に帰ってこなかったが、2人目も女児だったことがそれに拍車をかけたようだ。
ところが、愛人は父より格上の侯爵と縁談が進み、関係が切れる。
それを機に、夫婦関係が復活し、ユリスが生まれたということだ。
カリアナ家との待遇の違いに圧倒されてしまう。
実家での朝食は雰囲気最悪で、とにかく早く食べ終わることだけを考えていた。
私には2つ下に妹が、9つ下に弟がいる。
妹の名はリエル。小さなころは体が弱くて、すぐに熱を出す子だった。
私は物心つくころには、母から命じられてリエルの面倒を見ていた。
もちろん侍女はいたが「体調が悪いときに肉親がそばにいないのは可哀想でしょう」というのが母の言い分だった。
当の母は社交会に忙しく、日中はほとんど屋敷にいない。
父に至っては、仕事を言い訳に、昼も夜も不在ばかりだった。
リエルは私を頼って甘えた。
リエルが元気なときは遊び相手になり、体調をくずせば看病をするのが私の日常だった。
年を重ねるにつれ、リエルが熱を出す回数は減り看病の負担は軽くなったが、今度は勉強を教えなければならなくなった。
家庭教師をつけても、リエルはすぐ私を呼ぶからだ。
実の娘たちに興味がない両親の代わりに、リエルは私に依存していたんだと思う。
私も懸命に応えた。もしかしたら、共依存状態だったのかもしれない。
私が9歳、リエルが7歳のとき、弟のユリスが生まれた。
これは後から知ったことだけど(侍女たちの噂話が聞こえてきた)、リエル出産後から両親の関係は最悪だったらしい。
もともと父には愛人がいて、ほとんど屋敷に帰ってこなかったが、2人目も女児だったことがそれに拍車をかけたようだ。
ところが、愛人は父より格上の侯爵と縁談が進み、関係が切れる。
それを機に、夫婦関係が復活し、ユリスが生まれたということだ。



