一方、街中にいる子どもたちの遊び道具を見ると、一見ガラクタのようで、実は遊びの自由度が高い。
例えば、家具職人の廃材から作られた形がバラバラの積み木とか、布の端切れで作られたぬいぐるみとその衣類や小物とか。
貴族には広まっていない遊びもたくさんあって、試しにすごろくを勝ったらミラーネもリフィールも気に入って、一時期は毎日やってたっけ。
遊びを通じて自然と数の概念が育ったり、言葉を覚えたり、想定外のメリットもたくさんあった。
貴族相手に商売したら儲かったりして。
「でーきた!リフィもできたよー!お母さまにあげる!」
「わぁ!ありがとうリフィール!」
リフィールが作ったのはピンクカラーのブレスレット。
少し小さいけど、私はなんとか自分の腕に装着。
「お母さまかわいい!」
「ありがとう♡」
「私もお母さまに、あとリフィールにも作る!3人でおそろいにしよ!」
「それ、とってもいいアイデアだね!」
なんて平和で優しい世界…。
ミラーネとリフィールを見ていると、リエルの小さな頃を思い出すんだよなぁ。
ねーさまねーさまってかわいかったな…。
ちなみに、リエルは3年前に侯爵家に嫁いだ。
たまに社交界で顔を合わせるけど、結婚後も私への反抗期は続いている。未だに私が公爵家に嫁いだことを根に持っているみたいで、嫉妬心をぶつけられる。
デルバートは社交界でイクメン愛妻家を演じているから、表向きは夫婦円満な家庭なんだよね…。
本当のことを言えるはずもなく、私は苦笑いしながら「公爵家に嫁いだのが自分で良かった」と心から思った。
だって、私じゃなくてリエルだったら、シェリーナとデルバートの酷い対応に心が病んでいたかもしれないから。
私と違い、リエルは両親の愛情を受けられなかったことに傷つくくらい繊細なのだ。
「リフィールは何色で作ってほしい?」
「えーと…今度は赤がいいな!」
「うん。姉さまに任せて!」
微笑ましい2人を眺めながら、私は幸せを噛みしめていた。
例えば、家具職人の廃材から作られた形がバラバラの積み木とか、布の端切れで作られたぬいぐるみとその衣類や小物とか。
貴族には広まっていない遊びもたくさんあって、試しにすごろくを勝ったらミラーネもリフィールも気に入って、一時期は毎日やってたっけ。
遊びを通じて自然と数の概念が育ったり、言葉を覚えたり、想定外のメリットもたくさんあった。
貴族相手に商売したら儲かったりして。
「でーきた!リフィもできたよー!お母さまにあげる!」
「わぁ!ありがとうリフィール!」
リフィールが作ったのはピンクカラーのブレスレット。
少し小さいけど、私はなんとか自分の腕に装着。
「お母さまかわいい!」
「ありがとう♡」
「私もお母さまに、あとリフィールにも作る!3人でおそろいにしよ!」
「それ、とってもいいアイデアだね!」
なんて平和で優しい世界…。
ミラーネとリフィールを見ていると、リエルの小さな頃を思い出すんだよなぁ。
ねーさまねーさまってかわいかったな…。
ちなみに、リエルは3年前に侯爵家に嫁いだ。
たまに社交界で顔を合わせるけど、結婚後も私への反抗期は続いている。未だに私が公爵家に嫁いだことを根に持っているみたいで、嫉妬心をぶつけられる。
デルバートは社交界でイクメン愛妻家を演じているから、表向きは夫婦円満な家庭なんだよね…。
本当のことを言えるはずもなく、私は苦笑いしながら「公爵家に嫁いだのが自分で良かった」と心から思った。
だって、私じゃなくてリエルだったら、シェリーナとデルバートの酷い対応に心が病んでいたかもしれないから。
私と違い、リエルは両親の愛情を受けられなかったことに傷つくくらい繊細なのだ。
「リフィールは何色で作ってほしい?」
「えーと…今度は赤がいいな!」
「うん。姉さまに任せて!」
微笑ましい2人を眺めながら、私は幸せを噛みしめていた。



