「デルバート!」
座っていたソファから立ち上がり、嬉しそうに駆け寄るシェリーナ。
産後とは思えないほど肌はツヤツヤで、寝不足にもノイローゼにも見えない。
私は入り口の扉から一歩進んだ辺りで立ったまま2人を見守る。
「もう心配はいらない。今までよく頑張ってくれたね」
デルバートはシェリーナの頭を優しく撫でながら労った。
「ミラーネは?」
「今お昼寝中で、やっとソファに座ったところでしたの。連れてきますね」
「一緒に行こう」
シェリーナは私を完全に無視し、デルバートと奥にある部屋へ行ってしまった。
今の部屋にはベビーベッドや赤ちゃんをあやすようなオモチャは見当たらないから、普段は奥の部屋でお世話をしてるのかな。
2人はすぐに戻ってきた。
抱っこするときに起きてしまったのか、シェリーナに抱っこされたミラーネは、ギャンギャン泣いている。
迎えに近寄った方がいいのかな…。でも、シェリーナが文句言いそうだしなぁ…。
「なにしてるの?あなたの子なんでしょ?早く来なさいよ!」
迷って立ち尽くしていると、シェリーナに怒鳴られてしまった。
慌てて駆け寄ると、シェリーナは雑にミラーネを渡してきた。
唐突なシェリーナの行動にビックリ!一瞬落としそうになって焦っちゃったよ…。
「今まで育児なんてできないって言ってたのに、随分と勝手な母親ね」
ああ…そういう設定だもんね。
でも、この部屋(というか最上階)にいる人はみんな事情を知っているんだから、芝居をしなくてもいいのに。
座っていたソファから立ち上がり、嬉しそうに駆け寄るシェリーナ。
産後とは思えないほど肌はツヤツヤで、寝不足にもノイローゼにも見えない。
私は入り口の扉から一歩進んだ辺りで立ったまま2人を見守る。
「もう心配はいらない。今までよく頑張ってくれたね」
デルバートはシェリーナの頭を優しく撫でながら労った。
「ミラーネは?」
「今お昼寝中で、やっとソファに座ったところでしたの。連れてきますね」
「一緒に行こう」
シェリーナは私を完全に無視し、デルバートと奥にある部屋へ行ってしまった。
今の部屋にはベビーベッドや赤ちゃんをあやすようなオモチャは見当たらないから、普段は奥の部屋でお世話をしてるのかな。
2人はすぐに戻ってきた。
抱っこするときに起きてしまったのか、シェリーナに抱っこされたミラーネは、ギャンギャン泣いている。
迎えに近寄った方がいいのかな…。でも、シェリーナが文句言いそうだしなぁ…。
「なにしてるの?あなたの子なんでしょ?早く来なさいよ!」
迷って立ち尽くしていると、シェリーナに怒鳴られてしまった。
慌てて駆け寄ると、シェリーナは雑にミラーネを渡してきた。
唐突なシェリーナの行動にビックリ!一瞬落としそうになって焦っちゃったよ…。
「今まで育児なんてできないって言ってたのに、随分と勝手な母親ね」
ああ…そういう設定だもんね。
でも、この部屋(というか最上階)にいる人はみんな事情を知っているんだから、芝居をしなくてもいいのに。



