仏の顔も三度までですわ!愛人と夫のツケ、すべて返していただきます

「私、妹と弟の世話を良くしていたので、こう見えて慣れているんです。でも気をつけますね」

私はミラーネを抱っこして優しくユラユラした。
ギャンギャン泣いていたミラーネの勢いが少し弱まる。

「お歌好きかな?」

私はリエルとユリスに良く歌っていた子守唄を歌い始めた。
ゆったりとした曲調で、2人とも好きだったんだよね。
ユラユラしながら歌っていると、ミラーネはいつの間にか寝てしまった。
眠くて泣いてたんだね。かーわいい!

「すごいな…」

デルバートが驚きの視線を向ける。

「たまたまですよ」

「では行こうか」

とても久しぶりな公式パーティー。
とげとげしくなったデルバートと一緒でどうなるかと思ったけど、予想外に穏やかな気持ちで出席できた。
これはミラーネのお陰かな?
赤ちゃんの力ってすごいよね!