仏の顔も三度までですわ!愛人と夫のツケ、すべて返していただきます

「あなたが子どもたちを育てたいなら、それでいいと思ってた。
本当の親に愛情を注いでもらえるなら、それが子どものためだと思っていたから。
それに、もともとデルバートからはあなたが子どもを育てると聞いていたし。
なのにどうして?なぜミラーネを私に預けたの?リフィールを生んですぐ手放したの?」

「ち…違うわ。私は自分で育てたいと思ってた」

シェリーナの顔に動揺が浮かぶ。

「あら、私が何も知らないと思ってるの?人の口に戸は立てられないものよ。
あなたがミラーネをどのように育てていたか、リフィールに対して何を言っていたかは耳に入っているわ」

「誰が…!」

「人目も気にせずランドリックを大声で𠮟りつけていたのですから、誰が何を聞いていても不思議はないでしょう?」

「くっ…。でも、ランドリックをあなたが奪ったのは事実でしょう!?」

ふん。くだらない。論点ずらしかよ。

「私はあなたの虐待行為からランドリックを救っただけ」

「虐待ですって!?でたらめ言わないでよ!」

「虐待する親は自覚がないことが多いわよね…。
まだ幼いランドリックの睡眠時間を削って、罵倒しながら勉強を強要するのは、たとえ暴力がなくても虐待です」

「違う!違う違う!」

ブンブンと首を振って抵抗するシェリーナ。