「何をしたですって!?バカにしないでよ!
私からすべてを奪ったくせに!子どもたちも、デルバートも、公爵夫人の地位も!」
「はぁ?」
シェリーナの見当違いな発言に、心から「はぁ?」が出てしまった。
「奪う?あなたが自ら手放しただけでしょう?幸せになる方法はいくらでもあったのに」
「私から奪っておいて、その言いぐさはなに!?」
「私はなにも奪っていません。ただ、与えられたものを受け取っただけ」
「なんて勝手で嘘つきな女なの!?」
ああ、この人になにを言っても無駄だな…。
それでも、私の本音を伝えずにはおれなかった。
「嘘じゃないわ。
デルバートからあなたの存在を聞かされたとき、私は政略結婚を受け入れ、公爵夫人としての役目を果たすことだけを考えていた。
2人の恋を邪魔する気はまったくなかった。だって、私はデルバートのことを好きでもなんでもなかったから。
公爵夫人としての立場を守ってくれると言われたから、それでいいと思った。
なぜなら、親に愛されなかった自分は、夫に愛されなくても平気だから」
「口から出まかせを!」
吐き捨てるように毒つくシェリーナ。
デルバートはまだまだ一人で慟哭中だけど、私の声は聞こえているみたいだ。
私からすべてを奪ったくせに!子どもたちも、デルバートも、公爵夫人の地位も!」
「はぁ?」
シェリーナの見当違いな発言に、心から「はぁ?」が出てしまった。
「奪う?あなたが自ら手放しただけでしょう?幸せになる方法はいくらでもあったのに」
「私から奪っておいて、その言いぐさはなに!?」
「私はなにも奪っていません。ただ、与えられたものを受け取っただけ」
「なんて勝手で嘘つきな女なの!?」
ああ、この人になにを言っても無駄だな…。
それでも、私の本音を伝えずにはおれなかった。
「嘘じゃないわ。
デルバートからあなたの存在を聞かされたとき、私は政略結婚を受け入れ、公爵夫人としての役目を果たすことだけを考えていた。
2人の恋を邪魔する気はまったくなかった。だって、私はデルバートのことを好きでもなんでもなかったから。
公爵夫人としての立場を守ってくれると言われたから、それでいいと思った。
なぜなら、親に愛されなかった自分は、夫に愛されなくても平気だから」
「口から出まかせを!」
吐き捨てるように毒つくシェリーナ。
デルバートはまだまだ一人で慟哭中だけど、私の声は聞こえているみたいだ。



