仏の顔も三度までですわ!愛人と夫のツケ、すべて返していただきます

「結婚はできなくても、シェリーナとずっと一緒にいて幸せになるはずだった。
アリステラとの結婚も、シェリーナが納得したうえでしたものだった。
子どもについても、シェリーナの希望を最大限叶えてきた。
本当はシェリーナとランドリックを引き離すことには反対だったが、父上が決めたことには逆らえない。
そこはシェリーナも理解してくれると思っていた」

なんか独白し始めたぞ。
何を言うつもりなの?

「しかし、俺が想像していた以上にランドリックを奪われたシェリーナの心の傷は深かったんだ。
だから、シェリーナが望むものはなんでも買い与えたいと思った」

だからって、軍事費に手を付けた言い訳にはならないでしょうが…。

「でも、与えても与えてもシェリーナの心は満たされないんだ…。
軍事費に手を付ける前に話はした。それでもシェリーナは止まらなかった。
お金で俺の愛を測ろうとしているのだと思って、もっとシェリーナに時間を割こうと努力したんだ。
だけど!シェリーナは俺よりも栄誉を求めた!ランドリックの教育者としての栄誉を与えられないなら意味がないと!!!
栄誉がないならお金で満たすしかないと言ったんだ!!!」

うわー引くー…。
あ、お母さまもドン引きしてる。
シェリーナに子どもへの愛情がないことは知ってたけど、ランドリックへの感情も虚栄心だけだったのかな…。