「デルバート、何があったの?」
キサラの質問に何も答えないデルバート。
キサラは小さなため息をついた。
「実は確認したいことがあって、今からデルバートの部屋に行こうと思っていたのよ。立ち話する内容ではないし、場所を変えましょう。
アリステラ、大丈夫?」
「はい…」
「デルバートもいいわね?」
さすが公爵夫人!
混乱して当然の場面でも瞬時に平静を取り戻して、この場を仕切ってくれた!
ひとまず、これ以上デルバートから暴言や暴力は受けずに済みそう。
ああ、お母さまありがとうございますっ!!!
キサラは私とデルバートを応接室に招き、次女にお茶を用意させたあとに人払いをした。
「まずは、デルバートに確認したいことからお話させていただくわ。
軍事費を管理しているベアルから、来月分の支払い手続きをしようと思ったら残高が足りないと相談を受けたんだけど、事情を説明してくれる?」
あまりに唐突な話に驚いた。
アーデン家は国防の一部門を予算から任されていて、今までずっと財政状況は健全なはずだ。
直近の来月分予算に残高が足りないなんてこと、もし本当なら一大事なんだけど…。
反射的にデルバートを見ると、青ざめていた。
これは絶対に事情を知っている顔だぞ。
キサラの質問に何も答えないデルバート。
キサラは小さなため息をついた。
「実は確認したいことがあって、今からデルバートの部屋に行こうと思っていたのよ。立ち話する内容ではないし、場所を変えましょう。
アリステラ、大丈夫?」
「はい…」
「デルバートもいいわね?」
さすが公爵夫人!
混乱して当然の場面でも瞬時に平静を取り戻して、この場を仕切ってくれた!
ひとまず、これ以上デルバートから暴言や暴力は受けずに済みそう。
ああ、お母さまありがとうございますっ!!!
キサラは私とデルバートを応接室に招き、次女にお茶を用意させたあとに人払いをした。
「まずは、デルバートに確認したいことからお話させていただくわ。
軍事費を管理しているベアルから、来月分の支払い手続きをしようと思ったら残高が足りないと相談を受けたんだけど、事情を説明してくれる?」
あまりに唐突な話に驚いた。
アーデン家は国防の一部門を予算から任されていて、今までずっと財政状況は健全なはずだ。
直近の来月分予算に残高が足りないなんてこと、もし本当なら一大事なんだけど…。
反射的にデルバートを見ると、青ざめていた。
これは絶対に事情を知っている顔だぞ。



