桐君はお兄ちゃんじゃない

 あなたが暗闇で震えているとき、寄り添ってあげたい。


 あなたにとって、光が眩しすぎるとき、その光を遮ってあげたい。


 あなたが泣きたいときは、一緒に泣いてあげたい。


 そして涙が枯れたら、一緒に笑い合いたい……。


 そうやって、あなたに小さな優しさを与えられる人に、私はなりたいんです。